近況報告②〜福島・郡山ワークショップ〜

近況報告第二弾です。

先日、バイオの講習会の二日後、福島は郡山に行ってきました。

東北地方に行くのはそんなに頻繁なことではないのですが、

自分なりにいろんな思いが胸の中にありました。

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4年半前の2011年3月11日、日本の東北地方を未曾有の災害、

東日本大震災が襲いました。

当時、ロルフィングの勉強のためアメリカのボルダーに滞在していた僕は、

何が起きたか全くわからない状態でアメリカで日々を送っていました。

親とも連絡が取れたのが二日後とか、インターネットやSNS上では

様々な情報が錯綜していて、そして実際に物理的な距離がある中で

どう関わっていけばいいのか、どうしていいかわからない感じでした。

アメリカでもFundraisingといって、いわゆる募金活動を行ったこともあるのですが

まだまだ実感がないままの日々でした。

 

そして3年前に帰国して以来、震災のことを考えることは少なくなり

自分の仕事を軌道に乗せることで精一杯だった僕は、

今も続いているボランティア活動や友人がSNSで東北訪問の出来事を

アップしている様子をただただ、眺めていることしかできませんでした。

何かしたほうがいいのでは、でも正直そんな余裕がなく、、、、

といった感じで言い訳していたのかもしれません。

 

そんな折、秋田・仙台で活動されているロルファーの宮原伸宏さん

久々に連絡を取り合い、あるイベントについてお話しをする機会がありました。

それは、ロルファーの有志が毎年福島を訪れ、

震災でのストレスを今も抱えている人たちに対して

ワークショップとロルフィングの無料提供を行っている活動です。

代官山で活動されているロルファーの大先輩、田畑浩良さんが中心となり、

震災が起きた2011年の12月から活動を始め、今年で8回目になります。

今回ご縁とタイミングが合い、そして自分の中でもやもやしていた

当時の思いと向き合う準備ができてきたことで、参加してきました。

詳細は田畑さんのHPに詳しく書かれています。

http://www.rolfinger.com/SSAWS.html

 

今回同行するきっかけになったもう一つの要素は、

バイオの講習会で講師をされていたキャロル先生も同行しているということ。

彼女は、ロルファーでもあって僕がロルファーになるにあたって

アメリカで習ったことのある先生でした。

キャロル先生は田畑さんと仲がとても良く、

いろんなお話しをされるみたいなのですが、

福島訪問の活動を始めたことを田畑さんから聞いた時に、

「私も一緒に行くことはできるかしら?」

とすぐさまおっしゃられたそうなんです。

海外からこうして仕事で来ている外国の先生が、

他国の人たちのために何かをしてくれている。

本当に尊敬の念と感謝の気持ちがとても溢れてきます。

 

さて現地では、15名前後の参加者がいらっしゃいました。

午前中は神経を落ち着かせるためのゲームをSomatic Experiencing 施術者の浅井さんが、

そして瞑想をキャロル先生が、空間からからだに働きかけるワークを田畑さんが紹介し、

その空間からのワークを今度は参加者同士で行なう、という順序で進んでいきました。

自分も、キャロル先生の通訳をさせていただく機会に恵まれ、

とても心地よい瞑想を共有することができたと思っています。

 

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面白いもので、田畑さんが空間からのワークをデモしているんですが、

正直何が起きているのかは、いまいちわかりません。

でも、みんなで一緒にやってみたら、意外とできちゃうんですよね。

大事にするのは、自分にとっても、相手にとっても心地良い距離感、空間を見つけること。

そうすると、からだというのは自然と休まってくるんですよね。

ロルフィングの奥深さと深遠さを突き進めて行くと、

こういったこともできるように思うと、からだの探求はやめられません。

そして何より、参加者の皆さまのからだが休まっていく様子が

見ているこちらとしてもとても心温かいものでした。

 

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こちらはそれぞれでペアを組み、ワークを始める前の様子。

僕も参加者の中に混ぜていただき、心地よい空間を共有させていただきました。

 

午後は、ロルフィングの個人セッションを行い、毎年来てくださっている方や初めての方、

お子さんや赤ちゃんなど、多種多様な人たちに囲まれ、

こちら側としてもとても癒された時間を共有することができたと思っています。

 

現地には東京、長野、秋田、などからロルファーがサポートして集まっており、

こうして同じイベントに共同して関われることもとても素敵な経験でした。

打ち上げでもロルファー同士でいろんな話しをしながらワイワイ。

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大事なのは、ボランティアをしているこちらが無理をしないということ。

田畑さんのHPにも書いてありますが、継続的に長く活動をしていくためには、

こちらが続けられる形で行っていく、そのために自分が無理をしない範囲で

活動に関わっていけたらなと思っています。

 

震災を実際に受けた場所に今回行ってみて感じた思いはいろいろあります。

その思いを大事にしながらまた訪問したいと思っていますし、

東京でのロルフィングセッションもしていきたいと思います。

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今回ご一緒できた皆様、田畑さん、キャロル先生、ありがとうございました。

 

 

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