ロルフィングで筋膜がなぜ重要なのか

アメリカでロルフィングを勉強していた頃の話。

 

  • ・ロルフィングでは筋膜は大事な組織で、姿勢の臓器とも言われている
  • ・その筋膜に働き掛けることで身体が変わっていくのを助けてくれる
  • ・重力がさらにその変化をサポートしてくれたり馴染ませてくれる

 

そんな話をインストラクターの先生がクラスの中でしていました。

何回もそうして聞くと、筋膜って大事だというのは何となくわかって、

じゃあそれにアプローチしていけばいいんだな、という考えになるんですが、

実際にどのようにワークしたらいいか、については正直詳しい方法論は教えてくれませんでした。

おそらく、あえて教えていなかったのだと思いますが。

それよりも、

 

「身体がどんな感じの反応をしているのか、聞いたり感じてみて。」

 

そんなことをよくクラスでは耳にしていました。

触っている時の感覚はどうなのか、反応はどうなのか、深さはどうなのか、などなど。

日本の整形外科や治療院でよくフォーカスされがちな、張りや痛み、ねじれ、などには

ほとんど話が流れていきませんでした。

クライアントさんに尋ねてみたり、自分の手の感覚を信じてみたり。

今でこそ、筋膜にはたくさんの固有感覚受容器が存在していて、

圧や痛みなどを感知するセンサーがたくさんあるということを知っているので、

当時はその感覚を呼び起こすためにやっていたのだと想像できます。

 

身体が動くには、脳が指令を出して神経を通じて筋肉に収縮するように働きますね。

いわゆるこれが運動神経と言われるもので、筋肉が自ら動くことを引き出してくれます。

そして、その筋肉が動いたことで関節の位置が変わったり、筋肉の張りが強くなったり

状態が変化したことを情報として脳へ送り返す時、またまた神経がその役目を担います。

これが知覚神経によるもので、脳へ常に情報をフィードバックしているんですね。

知覚神経を通じて脳へ情報が戻ってくる様子を表しています

知覚神経を通じて脳へ情報が戻ってくる様子を表しています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

固有感覚受容器にアプローチするということは、知覚神経を通じて

脳にもどっていく情報を変化させるということ。

つまり、脳が変化を認識するように筋膜を通じて働きかけているんですね。

なので、基本的には10シリーズにおいては同じアプローチを繰り返すことは少ないです。

もちろん、必要に応じて行うこともありますが、

基本的には10回毎回違ったアプローチ、テリトリーを扱います。

一度触った部位に関してはすでに変化が出ているはずだから、

二回もやる必要がないよね、という考えの元に成り立っています。

 

ただ実際にまだ問題が解決していない場合も多くあります。

そうすると考えられる選択肢としては、

 

  1. 1.アプローチが不十分だった
  2. 2.まだ触れていない箇所があることで、そこから影響が出ていた

 

この可能性が考えられます。

となると、1.と考えて再アプローチをやっても状態の向上がない場合は、

新たな部位にアプローチする可能性を探らなければなりません。

そうした時に、「内臓」という未知の領域が大きく関与することが見えてきました。

 

ということで、先日内臓のワークショップに参加してきました。

前置きが長くなりすぎたので、また次回以降のブログでワークショップについては書きたいと思います。

 

 

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