やる気があるとからだが変わる

最近、ロルファーの大塚さんから紹介していただいた、

「ほぼ日刊イトイ新聞」というHPがあります。

http://www.1101.com/home.html

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ほぼ毎日、コピーライターの糸井重里さんがゆるく更新しているウェブなのですが、

こちらに掲載されていた糸井さんと池谷さんの対談がとても興味深く、

これまたロルファーの鎌田孝美さんがブログで紹介されていたので、

下記に転載させていただきます。

 

「やりはじめないと、やる気は出ません。

 脳の側坐核が活動すると

 やる気が出るのですが、側坐核は、

 何かをやりはじめないと活動しないので。」

 

私が『脳はそんな仕組みで‥‥』と、

ことばで説明するより、

ネズミの脳の、たった1個のニューロンが

示す挙動のほうがはるかに雄弁なことがあるんです。

たとえば、ネズミのヒゲ。

あのヒゲって、ものすごく敏感で、

人間の人差し指の先くらいの

感度があるみたいなんです。

だから、ヒゲでちょっと触れただけで、

それがザラザラしたものか、ツルツルしたものか、

判断できるみたいなんです。

 

つまり、脳の反応が違うんですね。

ヒゲに対応した脳部位から

ニューロンの発火を記録していると、

ザラザラしたものにヒゲが触ったときと、

ツルツルしたものに触るときで、

ニューロンの反応パターンが異なるわけです。

この実験やってるとおもしろいことがわかって、

ときどきなんですけど、

ヒゲに触ろうと、ものを近づけると、

ネズミが自分からヒゲを動かして

触りにくることがあるんですよ。

で、このときの脳の反応が、

ただ触れられたときより、10倍ぐらい強いんです。

 

「〜だから、たとえば、

ある事実なり情報なりを知るとして、

授業かなんかで受動的にそれを知るときよりも、

自分が身体を動かして

積極的にその情報を得に行ったときのほうが、

脳が敏感に反応するんですよ。」

 

やる気は動き始めるまで起きない、という至極シンプルで

これ以上説明する必要のない事実に改めてびっくりさせられますが、

自分でからだを動かして積極的に情報を取りに行った時のほうが脳が敏感に反応する

という考えにもとても納得させられました。

 

ロルフィングではからだに圧をかけていくことで筋膜にアプローチし、

からだの制限を取っていったり動かしやすくすることで、

自由にからだが重力に適応できるようになり、バランスの取れたからだ作りができます。

その中で、僕がお世話になってきたエド・モーピン博士は上記のようなことは

そこまであまり言及せずに、「からだと対話する」ことを常に考えていました。

そのため、ムーブメント(動き)を使ってクライアントさんに

からだを動かしてもらっていたのですが、

それはクライアントさんに積極的に情報を取りに行かせてた、

ということなのではないでしょうか。

そうすることで脳が敏感に反応し、

からだが緩んできたり今までとは違った感覚になったり

するようにエドはセッションをしていたのだと思います。

 

ロルフィングはただ硬いところを揉み解す筋膜リリースではなく、

今まで不調を生んでしまっていた癖、パターンを書き換えることが

最終目標にあるわけですが、このようにして脳に働きかけると

その速度も効率もずっと上がるんだなぁ、と

この対談の記事を読みながら改めて感じています。

 

先の引用の本文はこちらからぜひご覧になってみてください。

「第5回 自分で積極的に動いたときの反応は10倍」

他の記事も秀逸で、時間があるたびにどんどん読み進めていってしまいそうです。

 

 

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