ロルフィング®を考えたIda. P. Rolf(アイダ・ロルフ)は、ロルフィングを効率よくしていくために
10回で構成される10シリーズ(テンシリーズ)を基本ガイドラインとして生み出しました。

1回の施術(セッションと呼びます)でからだの組織が整えられて負担が少なくなっても、
からだに潜んでいる「癖」に沿って動かすとまた負担がかかり、根本的な不調の改善ははかれません。
ロルフィングでは、1〜2週間に1度の頻度でセッションを行っていくことで
からだに一番負担の掛からない状態が当たり前になるように「癖」を書き換えていきます。
10シリーズは「心地よくからだを動かせるようになる仕組み作り」、
そんな風に考えていただけたらと思います。

 

 


 

 

10シリーズの内容

 

【表層セッション】

セッション1(赤の範囲)
session1
呼吸を快適にしていきます。日常的に欠かせない、呼吸という活動をより快適にできるように、胸、肩、横隔膜、首周りを中心にアプローチしていきます。

セッション3(黄)
session3
身体の前後のバランスを作ります。身体の側部ラインにアプローチし、​前後のバランスを整えて表層のセッションを締めていきます。

セッション2(青)
session2
足の安定性を作ります。地面に直接接している足裏や下腿にアプローチして、安定した下半身作りの第一歩としていきます。

 

【深層セッション】

セッション4(赤の範囲)

session4
足の安定性を強化します。
足の内側にアプローチすることで内転筋を解放し、足と骨盤をそれぞれ独立して動かせるようにしていきます。

セッション6(黄)
session6

身体のうしろ側をアプローチします。骨盤(仙骨)、脊柱を中心に後面からの身体のサポートを形成します。

セッション5(青)
session5
下半身の安定性を上半身へつなげます。お腹周りや上半身の内部のスペースを開いてあげることで下半身からの上半身への連動をしやすくします。

セッション7(緑)
session7
身体全体を通じての頭部の安定性を作ります。腹部、胸部、背面と下半身から作ってきた安定性を頭部まで行き届かせます。

 


【統合セッション】

セッション8(赤or青)

session8
上半身 or 下半身をまとめていきます。今までのセッションを通じてまとめてきた身体を、 上半身、 もしくは下半身全体に分けてアプローチしていきます。

セッション10(黄)
session10
全身を統合(まとめ)していきます。それぞれのセッションでアプローチしてきた関節、筋肉や筋膜などの組織が一緒に動くようにまとめあげていきます。

セッション9(赤or青)
session9
上半身 or 下半身をまとめていきます。 第8セッションで選択しなかった側の部位にアプローチしていきます。


 

10シリーズを受ける利点

 

主な特徴は以下の通りです。

①身体の変化が定着しやすく、効果が長続きする

本来あるべき位置にからだが在るようにアプローチしていき、そして定期的に10回のセッションをしていくことによってそれが当たり前になるようにからだに覚え込ませていきます。ですので、セッションによって起きるからだの変化が定着しやすく、かつ無意識的に効果を実感しやすくなります。

 


②からだ全身にアプローチできる

全身はつながっています。ある部分(腰、肩など)の不調は周囲にも影響を与えてしまいますし、例え不調自体が改善してもそこをかばっていたという周囲の「癖」は身体に残っているケースは多いです。そういった「癖」の一つ一つを丁寧に解きほぐすため、10回をかけて全身にアプローチし、根本的な不調の改善をめざしていきます。

 

③からだの感覚が鋭くなる

自分のからだに対する意識が変わり、感覚が鋭くなったり気づいたりする傾向が強くなってきます。ですので日々、自分のからだに対して気づく事が多くなり、怪我の予防やからだの管理が自分でしやすくなります。

 

④からだに無理がかからない

第1セッションでは普段無意識にしている呼吸をよりラクにできるように、第2セッションでは歩行がしやすくなるように足の安定性を作る、などそれぞれテーマが決められています。そして、第1〜3まではからだの表層を、第4〜7まででからだの深いところを、第8〜10で全身をまとめていく、などといったようにセッションの順番や内容に全て目的があります。ですので、からだに無理がかかることなくプロセスを進めていけます。