流れに乗るということ

12月の頭からアメリカはオレゴン州に来ています。

バイオダイナミクス・オステオパシーの研修通訳として訪米していて、

今回で今年3回目のオレゴンです。

日本でも3月にバイオの通訳をしたことがあるので、

今年ですでに4回関わらせてもらっています。

もう一回、来週もアメリカに来ることになっていますが。

そう考えると今年で5回、結構な濃度です。本当にありがたいです。

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バイオダイナミクスの概念の一つに、「Tide(タイド)」というものがあります。

日本語で言うと、潮汐(ちょうせき)と言われるもので、

潮の満ち引きなどにイメージされるようなものだと思います。

自分なりの意訳ではありますが、ある種、「流れ」という認識をしています。

実際のバイオではこのタイドの力を使って治療をしていき、

流れというものだけでは説明できない深みがあるのですが、

このタイドの力は治療だけに関わってくるものでもないなぁ、

とオステオパスのみなさんとお話ししていると感じます。

授業の流れも、次に話す内容も、全体の雰囲気も、治療の行程も、

すべてタイドが示してくれて、導いてくれる。

その流れに抗うことなく、介入することなく、ただ流れに沿うことで

自然と場が流れていき、治療も進んでいき、そしてすべてが

いるべき位置にいき、場の調和が全体に生まれる。

そんなことを通訳をしながら感じています。

 

これは日常的に友人たちや仲の良い知人と話していても起きることで、

自然の流れで話すこと、やり取りする中でなんだか心地よい空間を感じる、

そんなことを経験した人も少なくないかもしれません。

そしてそれに気づいたら、無意識的に癒されていることも感じるかもしれません。

 

昨日、自分のFacebookページにも書いたのですが、

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こうしてみると、自分がこうしてアメリカに来ているのも

そうした流れの上に乗って存在しているに過ぎない、

周りの人に生かされているのだとつくづく感じます。

最終的には自分自身が責任持って決断をしているのですが、

その前提条件にあるのは周りの人から誘われていたりお願いされていたり、

気づいたら自然にそうする流れがある状況があったり、

という周りの力が自分に関わってくれているのだと思います。

それに気づいたら、自然とありがたいなぁ、と感謝するしかないのです。

 

アメリカで通訳をしている時の先生はジム・ジェラス先生と言って、

バイオダイナミクス・オステオパシーのプログラムをまとめ上げた、

人としてもとても魅力的な素晴らしいオステオパシーの先生です。

もともとこの考えは古くからあったみたいですが、

いろんな人の考えを尊重しながらプログラムを構築し、

オステオパシーの卒後教育としてかつては世界中で、

今はアメリカで定期的に講習会を開いています。

 

ロルフィングの勉強をしている時も、ソースポイントのクラスを取っている時も、

人間の生命が作られる時の法則や原則を話すときに

引用としてジム先生の名前は出てきていたので存在は知っていたのですが、

まさかこうしてその人の目の前で通訳として

関わることになるとは思ってもみませんでした。

オステオパシーの人でないと関わることが難しい中で、

こうしてご縁があるのはとてもありがたいことなのだとつくづく感じます。

僕より英語を話せるボディワーカーも、僕よりもっと経験がある治療家さんも

たくさんいると思うのですが、なぜか不思議とそういったご縁が流れてきています。

これもそういうタイドによる流れなのでしょう。

 

目に見えないことを信じる人間でもなかったですし、

昔の自分からすると想像できない自分が今こうしてここにいますが、

少しずつ自分の感性、周りとの関係性、取り巻く環境が変わってきているのを

まじまじと見せられると、どうにもこう言った流れを信じたくなります。

この流れの中にいることを感じながら、そこで目の前に運ばれてきたものに

一生懸命に取り組むこと、感謝をすること、

それが今僕が生かされている中でできることなのだと思います。

こういったことに気づかされる経験を20代のうちにできてよかった、

と本当に心の底から思いますし、感謝の気持ちでいっぱいです。

また来週も年内最後のコースがあるので、

それに向かってしっかりと準備をしていきたいと思います。

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