断食

先週、初めて断食というものにトライしていました。

この業界にいるとファスティング、という言葉がよく聞こえてくるので

存在自体はもちろん認識していたのですが、自分のからだで試してみるという

考えは正直ありませんでした。

食べるの好きですし、お酒の席も個人的には好んで行くので

それらを全て断つようになる自分がいたのは意外でした。

 

というのも、先日アメリカに行ってきたとき滞在中は時差ボケもなく

うまく順応できたのですが、帰国してから三日目くらいに、

激しく頭が疲れる、というか全く力が入らないような状態になった日がありました。

アメリカ滞在時の疲れや緊張がドッと出たのか、かなり元気のない状態になったので

これは何かからだを酷使しているから調整しないと、ということで

何かを試してみる気になったのです。

そしてちょうど最近、自分の英語通訳の先生が断食をたまにやってるという話を聞いていて、

今回体調を崩したときになぜかピンと来たので、ものは試しでやってみました。

 

断食は基本的に9日間のプログラムで行います。

いわゆる酵素ドリンクなどは使いません。

自宅にある日常の食材でできますので、ご興味ある方はチャレンジしてみてください。

ただし、時期などは考慮して自己責任でトライしてみてくださいね。

 

その9日間を大きく3つのフェーズに分けて、

①1〜3日目 ②4〜6日目 ③7〜9日目

と区切ります。

完全に断食するのは②の3日間だけで、

①と③の計6日間は食事量を調整しながらからだをなじませます。

その間の期間では基本的に1日一食です。

初日がこんな感じです。

 

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玄米、蒸し野菜と蒸し鶏、味噌汁。

基本的に調理では油は使いません。

続いて2日目。

 

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初日と違う点は、肉を抜いたこと。あとは基本的に一緒です。

タンパク質を抜いて、その代わりにアボカドをぼくは加えました。

初日、2日目はお昼頃にこれらを食べます。

そして、3日目。

 

IMG_1913

 

3日目は炭水化物、タンパク質をともに抜きます。

朝と夕の2回、果物と野菜を少々。

こんな感じで徐々に食事量を減らしていきます。

 

そしていよいよ断食本番。

何も食べません。が、胃や内臓に負担がかかりすぎるので、

こういったものを取り込みます。

 

IMG_1914

 

 

左から、岩塩、亜麻仁油、レモンを絞った水。

岩塩でミネラルを補給しながらレモン水で水分を吸収します。

一日1リットルくらいは頑張って飲みました。

もうちょっと飲んだ方がいいのかもしれないですけど。

亜麻仁油は、朝と夜にスプーン一杯分飲みます。

胃腸などの消化器系の酸性濃度を調整してくれるというか、

内臓系をコーティングしてくれる感じが実感としてありました。

 

3日間の完全断食が終わったら、③の7〜9日目で食事を少しずつ戻していきます。

①のフェーズでの食事を逆に今度は摂っていきます。

果物・野菜の日、炭水化物復活の日、肉復活の日、といった順番です。

どうです、簡単でしょ。笑

 

一通りやってみた感想ですが、

とにかく食べられない三日間がしんどかったです。

お腹が空きすぎて夜もなかなか寝られなかったし、

起きても立ち上がったり何か行動するのもエネルギーを使うので

すぐ疲れる。仕事になりません。笑

 

ただ、だからといって仕事(施術)の質が下がったかというと

決してそんなことはありませんでした。

むしろ、セッションはより良いものになった気がします。

というのも、自分のからだを支えることで精一杯なので(笑)

余計な力を入れている元気がありません。

なので、必要最低限で効率の良い、力の抜けたセッションができていました。

必要以上に自分を作らず、ありのままの自分でいられたというのは

なんだか久々だった気がします。

生きているだけで、どうしても人は相手に無理に合わせたり協調させようとして

自分のバランスを見失うことがありますからね。

いわゆるニュートラルな状態が自然と保てている感じでした。

 

そして、筋肉や結合組織といったからだを支えるものがほぼ働かないので、

骨格がうまく重力に適応しないと動けない状態でした。

なので、どう動いたらうまく立ち上がれるか、どう意識したら腕を動かせるか、

といったことをいつも以上に考えながら生活したりセッションしたりしていました。

普段クライアントさんに、

「ロルフィングを何回か受けていくと、

からだに重力がかかってくる感じがわかってきますよ〜。」

とお伝えしているのですが、図らずもこうして自分のからだで

改めて感じているのも貴重なものでしたね。

 

身体的には、9日間で5キロ痩せたり頬骨が少し出て顔がげっそりとしたり、

いろんな変化がありましたが、それらよりも自分の精神状況について

見つめ直せたことが一番の収穫でした。

必要以上に食事を取らなくても、からだはちゃんと頑張ってくれている、

そしてそんな状況になるとからだは落ち着いたトーンでの生態活動を

無意識的に選択してくれるんですね。

意識していなくても肩肘張って生活することが多い方々にとっては、

強制的に力が入らなくなる状況を作るのも一つの手段かな、と思います。

3日間の完全断食の日程を選ぶことには慎重にならないといけませんが。

職種によってはかなり影響くると思いますので、自己責任でお願いします(二回目。笑)

もし詳しいレシピややり方についてご興味ある方はご連絡くださいね。

 

 

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