Ray McCallとUnit1の2週目

はてさて。
早くもUnit1の3分の1、2週間が過ぎようとしています。
毎日学ぶ事がたくさんあってなかなか大変な毎日ですが、
まぁまぁ、楽しいことの方が多いので良いですかね。
多少なりとも最近の様子を紹介したいと思います。
先日のブログに書いたように、
Unit1の初日に事件、というか
僕にとっては衝撃的な出来事がありました。
ロルフィングを受けていたら、
自分の立ち位置、ポジション、というか
自分を見失ったという感じでしょうか。
横になってマッサージベッドの上に寝ていて、
気づいたら体中が重くなり、いろんな箇所に引力や引っ張られる力を感じ、
そこから通常状態に戻るまで80分かかったということ。
そこでの原因は、どうやら自分を、身体を解放しすぎたという事みたいでした。
だから、何かしらのエネルギーというか、
相手の関わり方に不安があったり緊張していたりした上での
いろいろな要素が重なっての出来事でした。
こんなこと書いていると変な人に思われるでしょうが、
というか既に思われていると思うので構わず書き続けますw
ただロルフィングってこういう世界なんですよね。
やっぱ経験してみないとわかりません。
そんなこんなの1週目は正直あまり学校に行くのが
乗り気じゃなかったですが、
僕に関わってくれている方たちのおかげで
何とか今日も無事に学校に行けています。
その一つに、先週末にRay McCallという人に
身体を見てもらったのが良いキッカケになったと思います。
Ray McCallは、御歳67。
おそらく3~40年前にロルファーになり、
ロルフィング界でもかなり有名な方みたいです。
確か何かの参考文献でも彼の名前が引用されていたと思います。
僕のUnit1を担当しているSuzanneから、
そして日本でもお世話になっていたヒロさんから
彼の名前を紹介してもらいました。
それは、Ray McCallが「source point」という、
一見変わった、でもかなりの効果が現れるツールを持っていて、
かつそのworkshopを定期的に開いているからなんですね。
良かったらサイトをリンクしておきますのでご覧ください。
もちろん英語ですが。
SOURCEPOINT THERAPY
(ちなみに、source pointに関して誤解を招くといけないので、
ここに書いてある事は僕個人の解釈としてご了承ください。)
source pointは簡単に言ってしまうと、
身体に触らずに身体の異変、不自然なところを感じ、
ロルフィングをしていく際に役立つツールの一つ、といった感じでしょうか。
それを使った一つの方法にスキャンというものがあります。
僕もそうでしたが、身体を見るときは基本的には動き方を見たり、
姿勢を見たり、はたまた筋肉を触る事が多いと思います。
ですが、source pointを使う時は、手を身体の表皮10㎝上部にかざし、
身体に沿って動かしていくと何だか温かったり、ピリピリしたり、
他の箇所とは違う雰囲気を感じる箇所があります。
そこに向かってアプローチしていくんですけどね。
僕も実際workshopに行った訳ではないので、
この程度の説明が限界です。
ヒロさんやSuzanneがRay McCallを紹介してくれたのは
そのsource pointを彼が使う事が大きな理由でした。
エネルギーというものが大きく関係するものであるし、
今回の僕の体験が何かのエネルギーによって引き起こされた可能性が高かったからです。
そして、彼に身体を見てもらって、僕の身体の中のエネルギーがどうなっているのか、
どう扱ったらいいのか、学んでくる良い機会だったんです。
幸い、彼の家も今住んでいる事から自転車で10分の距離。
Jim Asherといい、Ray McCallといい、
近くに素晴らしいロルファーがいる環境は恵まれていると思います。
さてさて、
Rayには僕の身体の状況、何で受ける事になったのかを伝えていたので、
すんなりセッションに移る事ができました。
1時間半かかりましたが、ほとんどマッサージっぽいことはしていません。
ただ、身体全体に手をかざしてスキャンして、
違和感を感じるであろう部分に手を置き、
皮膚をなぞるくらいでちょっと動かし
置き続ける事しばらく。
そしたらまたスキャンし、おかしなとこにまた手を置き、
そしてまた別の箇所に移動していく、その繰り返しです。
でも不思議なのが、というかすごいなと思うのが
僕が違和感を感じていたり、セッション中に変化している部分を
Rayはほとんど感じることが出来ています。
僕が、
「この辺りがおかしいんだよね~」
っていったら、
「そうだよね、ここなんかはもっと深いんじゃないか?」
「そうそう!!(何でわかんだろ…….)」
みたいなやり取りが何度かありました。
そうこうしてるうちにセッションも終了し、
いろいろfeedbackをもらいました。
直接的に僕の身体がこうなっているとか、
ある特定の部分がおかしいとかは言わなかったですが、
二つアドバイスを頂きました。
一つは、セッションに入る前に自分でsource pointをすること。
スキャンも一つの方法ですが、
source pointは施術者が特定のポイント(4、5カ所)に手をかざし、
そこから情報を得ていったり、身体の反応を引き起こしたりします。
上記のサイトに詳しく書いてあると思います。
僕は日本でもヒロさんから毎回のセッションで、Boulderでもイトウ君から一回、
そして大友さんからも何度かそれっぽいことをされたことがあるんですが、
身体に触れていなくても反応が起きてくるようです。
僕自身もそれを感じていますが。
さて、その手をかざすという行動はかざしてくれる相手がいないとできませんが、
Rayにはあたかもそこに手があるように感じて、
自分でsource pointをやってみなさい、とのことでした。
二つ目は、soft focus。
これは、ある特定な部分、筋肉に自分の感覚が集中してしまうと
そこにエネルギーが流れすぎてしまうから、
僕は過剰にエネルギーを感じすぎてしまいます。(と僕は解釈してます。)
なので、自分がskillful touchをするときもされるときも、
特定に部分に集中しすぎず、遠くを見渡すかのように、
それでいてアプローチしている部分もきちんと捉えている。
そんな見方、ソフトフォーカス、柔らかく全体を見るということが
とても大事になってくるよ、と教えてもらいました。
この二つのアドバイスはもちろん僕の心配を和らげてくれたし、
何よりRay McCallの温かい雰囲気、何でも話してもいいような
雰囲気にかなり癒され、心が安らぎました。
家も近いし、また行こうかな。
Rayのセッションを受けての今週の学校。
先週はちょっと怖くて乗り気じゃなかったskillful touchの授業も
少しずつ楽しくなってきました。
彼のアドバイスが役立っているのはもちろん、
ヒロさんにもらったアドバイス、地面を感じたり
相手との距離感を探ったりしていく事が徐々に
出来るようになってきた気がします。
まだまだ意識しないといけないレベルですが。
Suzanneにも、日に日に良くなってきているのを
感じてもらっているようです。
そして驚いた事に、Rayやヒロさんなどが使っている
source pointのスキャンを試しにしてみたら、
なんと自分も感じる事が出来ていました!
身体をなぞりながら手をかざしていくと、
何だか温かいとこやそうでないとこ。
とりあえず何かの差を感じる事が出来ているレベルです。
そこで感じたことに沿ってskillful touchをしていくと、
自分でもわかるような変化、反応を感じ、classmateからも、
良くなった!
すごい変わった!
何で~すごいじゃん?^^
など、良いfeedbackを頂けている今週です。
ただ感じているのも微妙なものだし、
それが本当に合っているのかもわからないので
まだまだトレーニングが必要ですね。
実は悪い反応もあってそれは言ってくれてないだけかもしれないし。
もっともっと練習しないと。
って思えるようになっただけ回復できて良かった。
先週でかなり落ちた分、今週はかなり上がってきています。
英語の調子は日によってまちまちですが、
学ぶ意欲、楽しんでいる感覚は日に日にあがってきています。
来週から3週間目で、その折り返し。
僕の最初の週みたいに、突然落ちたりする仲間が現れても
おかしくない環境にいるので、そういった時は
そういった経験を幸いにも最初に出来た僕が
何かの助けになれたらな、と思います。
また自分がいつ落ちるかわかりませんが、(笑)
毎日確実に成長をしていて、それを楽しめている自分がいます。
来週からはまたどんな日々になるでしょうか。
明日をまずは楽しみます!!

Unit1終わりました

昨日で、RolfingのUnit1が終了しました。
長いようであっという間の6週間でした。
そして、いやぁ~、終わってしまったな、
っていうのが実感です。
まだまだこのクラスにいたかった。
本当は昨日の朝は学校に行きたくなかったです。
もう終わってしまうから。
今後もまた会えると思うんですけどね。
でも、Unitを一緒に過ごしたこの瞬間は
今回しかないわけですからね。
結構感慨深いものを持ちながら学校に向かいました。
The アキノリ's blog in America-雪Flatiron
そう思いながら撮っていた写真がこれ。
Flatironという山の雪景色。
Boulderはすっかり冬です。
The アキノリ's blog in America-Rolf Institute
またここにはくるんだろうけど…….
The アキノリ's blog in America-entrance
この教室でこの仲間と過ごすのも
今日が最後なんですよね~
The アキノリ's blog in America-教室
いろいろあったよなぁ~。
楽しかった。
昨日はクロージング、というか卒業式みたいなもんでした。
授業はまったくなく、皆で最後の時間を共有しようという感じ。
ただ形式張った様子はいっさいなく、
いろいろと考えられている出し物がいくつかありました。
実は、昨日のクロージングに向けて、以前からある課題を言われていました。
それは、このUnitで勉強してきた中で自分にとって大切なもの、
重要な意味を持っている「何か」をそれぞれがプレゼントとして持ち寄ること。
それぞれ持ってきた意図、理由を共有しながらUnitを振り返り、
今後いつでもまたこの瞬間を思い出せるためのものでした。
どんな物を皆持ち寄るんかな~って思っていたら、
各々個性的なものがたくさん集まりました。
解剖のときに筋肉の色分けをするときに使っていた色鉛筆、
精神を落ち着かせるためによく読んでいた本、
休み時間が終わるときに呼び鈴として使われたこれ↓、
The アキノリ's blog in America-呼び鈴
中には、授業後や休日によく飲みにいってた
「Mountain Sun」って飲み屋のビールw
The アキノリ's blog in America-マウンテンサン
もらったのも、何の偶然かよくMountain Sunに行ってた
このクラスメイトがもらっていました。
いやぁ、流れが来てますね^^
僕がもらったのは、授業中によく話題に出ていた、
「重力、地面を感じる」という意識を込めて
作ってくれた、右手にあるこの石。
この右の彼が作ってくれて、
たぶん彼にとってすごく響いたトピックだったのでしょう。
The アキノリ's blog in America-重力
この右のイタリア人は、いつも僕をいじってくれていました。
「A,ki~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!」
という、僕の名前で始まる歌がイタリア人で有名らしくて。
Youtubeで探してよく僕に聞かせながら彼も歌っていました。w
20回はやられたね、ありがた迷惑だったぞ^^
毎日バスも一緒で同じ海外組、第二言語の英語で
お互い話をする事が多かったかな。
しかも、二人が申し合わせたかのように
たまたま彼と服装がかぶっていました。w
うるさかったけど、一番気が合ったのかな♪
そして、僕があげたのは、この写真です。
The アキノリ's blog in America-かけがえのないもの
これは、去年アメリカに一人で来たときに行った、
サンディエゴとシアトルでの写真をまとめたものです。
思えば、僕のこのRolfingの旅は
その時から始まっていたように思います。
僕が2~7歳までの間、父親の仕事の関係で
アメリカに5年ほど住んでいました。
多少の記憶はあるものの、ほとんどのものは遠い昔のもので
「アメリカってどんな国だったんだっけ??」
との思いから、そして自分の進路を悩んでいた昨年9月、
アメリカに行く可能性もある中、
自分の肌で感じてみようと行ってきました。
サンディエゴでは大学の一つ上の先輩、ヤスさんに。
彼は現在アメリカに一年以上住んでおり、
今年度から大学院に進学してATCの取得を目指している
大変デキる先輩であります。
アメリカの事情を聞くには現地の人が手っ取り早い、
ってのもあったし、久々に話もしたくて行きました。
やっぱりヤスさんとの話でいろいろ考えさせられたし、
自分の将来も少し開けた感じがしました。
左上に移っているのがヤスさんと僕です。
小さいかな??
他に移っている海辺はサンディエゴの素敵な自然。
どんだけ魅せられたことか……..。
シアトルでは、大学時代から毎年セミナーでお世話になっている
シアトルマリナーズのトレーナーさんとその奥さんに会いにいくために。
そして、当時同じシアトルで語学学校に通っていた
ヤスさんと同期の先輩、堀井さんに会いに。
あいにく、マリナーズのトレーナーさんとその奥さんは
お仕事の都合でお会いできなかったのですが、
堀井さんにシアトルの街を紹介してもらいながら
マリナーズ観戦にも行きました。
メジャーの雰囲気を初めて感じたし、
これがアメリカか、っていうのを改めて考えていました。
堀井さんともいろいろ話をして自分の思いを深めつつ、
シアトルでも自然の雄大さだったり、
街のスケールの大きさだったり、
日本のテレビで見ているものとは
違ったものが僕の中にしみ込んでいきました。
とにかくアメリカに来てよかった、
実際に肌で感じてみてよかった、
と思えた旅でした。
でも、まだまだ思いがまとまらず迎えた昨年の冬、
シアトルではお会いできなかったマリナーズのトレーナーさんに
日本でお会いでき、いろいろ話をしている中で、
「今、僕の心に一番引っかかっているのがRolfingなんですよね~
でも東京でもRolfingのクラスあるし、、、、、、」
と言ったら、
「アメリカ来ちゃえばいいじゃん。」
の一言。
いろいろ付け足しで言ってくれたこと他にもありましたが、
この一言が大きく自分で響きました。
思わず、「はい!!」って言ってましたから。
そう決断した明確な理由は未だにわかりませんが、
素直にそう思えたんですね。
そこで僕のアメリカ行きは決まったようなもんです。
そこからはヒロさんや大友さんといろいろ話をさせてもらいながら、
何とか今日まで走ってきたっていう感じです。
去年アメリカに行ってなかったら、
そしてあのとき一言いってもらってなかったら、
この決断はできなかったと思います。
いろいろな要素が積み重なった上での
現在のBoulder滞在。
僕にとっては、去年の旅がなかったら今僕はここにいない、
そういう思いで上の写真をプレゼントとして用意しました。
こういった思いをそれぞれが持ち寄って、
後々振り返るときに仲間からもらったGiftから
また何かを思うんでしょうね。
素敵な時間だった。
そういったプレゼント達を交換して、
いろいろ話をした後に、ついにCertification、
つまりUnit1の修了証明書が渡されました。
The アキノリ's blog in America-certification
これですね。
ついに、という感じです。
アキノリという名前はちょっと長くて発音しずらいみたいなので、
皆は僕のことを「Aki」、アキって呼んでくれていました。
ヒロさんのCertificationにもこんな感じで名前が書かれてあって、
何かカッコいいなぁ、僕もやってもらおう、って思ってました。
まずは一段落しました。
一応、今度の月曜にテストがあるんですが、
それはこの週末で頭に詰め込んで。
それが終わったらゆっくり出来るので、
自分の中で少しずつ消化しながら
静かに次のステップの準備をしていきたいと思います。
The アキノリ's blog in America-集合写真
Unit1の皆、本当にありがとう!!!!
あきのり

クリニック

昨日はクリニックでした。
このUnit1では基本的にはクラスメイトに
Skillful Touchをして経験を積んでいくんですが、
昨日と今日の二日間だけ、クリニックと称して外部から
クライアントを招いてSkillful Touchを体験してもらいます。
全く初対面だし、会う5分前にその人の既往歴が
載った書類に初めて目を通すので、
なかなかドタバタなクリニックでした。
始まる前に僕が多少心配していたことが、二つあります。
一つは女性のクライアント。
13名いるクラスメイトの内、女性は4名しかいなく、
ほとんどの方に1回しかSkillful touchをしてこなかったので
女性の身体に対するタッチがそこまで慣れていません。
胸の付近であったり、かなりデリケートな部分もするので、
今後やる意味でもちゃんとした対応の仕方を学んでおかないといけません。
もう一つは、怪我なり何かしら制限があるということ。
過去に古傷があったり、あまり触られたくない部分があったら
そこには触れないでいけばいいんですが、
もしかしたら本人が気づいてない、忘れている怪我があった部分でも
触っていたら何か拒絶反応が出る事もあります。
ちなみに、Unit1の二日目のskillful touchでリタイアしたときには、
そういった過去の怪我に基づく場所にアプローチして、
深く行き過ぎて耐え切れなくなり、バーンアウトしてしまいました。
そして、そのときも相手は女性でした。
まぁ、なるようになりますかね~って、
あんまり気負いすぎないで望んだ訳ですが。
やっぱり、上記みたいな事を考えてしまうと
そうなってしまうんですかね。
昨日のクライアントは、
女性、
古傷あり(背中の骨に沿って)
先週転んでできた新しい怪我あり(左足)、
そしてすでに歩き方がびっこ引いてる、
、、、、、、、
とまぁ、日常生活にもいろいろと既に影響出てる人でした。
あらあら…..と思って、いろいろ話を聞いていくんですが。
半分くらい何言ってるかわかんないw
言ってる内容はわかるんだけど、
専門用語とか怪我した時の状況をいろいろ説明してくれるから、
丁寧でいいんだけど、意味をつかめない事の方が多かったです。
ま、背中の古傷、転んで出来た左足のことだけは
気に留めておいてセッションしようと思ってました。
転んで出来た傷の辺りは触らないでほしい、
との要望があったので、そこももちろん押さえて。
ただ、なかなか厄介だったのが、
「傷がまだ痛いから足を伸ばせないんだけど、
セッション中は足曲げたままで良い??
だからうつぶせにもなれないんだけど…….
横向きも、痛い足が上なら良いけど、
長時間はたぶん無理だと思う。。。。」
とのことでした。
なるほど、ほとんど仰向けの状態でセッションせいってことね。笑
しょっぱなから試練です。
どうやって背中にアプローチしようか、、、、、、、
とか始まる前からいろいろ僕の頭はバタバタしており、
序盤はあまり集中してワークできてませんでした。
相手が女性であるので結構気を使っていた事、
そしてその傷に響かないようにゆっくりやること。
気にしすぎて、最初の10分くらいは
全く何も意味をなさないことをやっていたと思います。
ただ、もうこれは開き直りですかね。
当初はやるつもりなかったSource pointのスキャンを始めて、
やるべき部分に焦点を当てて、いつも通りにやっていこう、
って思い直したら、あとスムーズに行きました。
SKillful touchのクリニックだから、
本来ならスキャンはしたくなかったんですが、
全然流れに乗れてなかったし、
このまま不完全燃焼で終わるなら、もうやってしまえ!!
って感じで。もはや勢いです。
気になった部分2、3箇所を集中的にアプローチしていって、
押し方はどう?痛すぎる?もっと奥まで押していい??
なんて話を聞きながら、進めていくと。
股関節、大腿あたりをワークしているのに、
「背中が開けた感じがする」
とか、
「何か抜けたね」
とか、そこそこ反応が出てきたので、僕も一安心。
背中もワークしたかったんですが、
ちょっと今回は直接はあきらめて、
お尻の骨(仙骨)と頭の骨(頭骸骨)にそれぞれの手を
身体の下から入れて反応が出るのを待ちました。
しばらく待つ事5分。
顕著な反応は正直出てませんが、呼吸が多少深くなった、
身体全体での動きが出てきた感じがしたのでこれにて終了。
今回はこれが精一杯でした。
終わった後、どうだった??って聞いてみたら、
「すんごい良かったわよ~!
背中がなんかまっすぐになった感じがする。
集中的にやってもらった所もすごいゆるんで、
とっても歩きやすいわ!!」
とのことでした。
背中はほとんど触ってないのに、
変わった感覚になるのは何だか不思議ですね。
そして、左足の新しい傷には特に変化はなく、
まったくもってマイナスになったことはなかったようでした。
良かった良かった。
ちょっと立ち話をしていく中で、
良かったら今後も身体を見る事は可能ですので……
って軽く勧めてみたら快く応じてくれて、
僕の連絡先をお渡しできました。
こういうのはあわよくば、、、、って思っていたので。
相手の反応が思った以上に良かったんでしょうね。
今後、連絡がくるのを祈るばかりですw
てな感じで初日のクリニックは終了。
今日はこれからもう一日クリニックがあります。
どんなクライアントさんが来るんでしょ~か。

解剖実習

書く事はたくさんあるのに
なかなか時間をとれない今日この頃……..
正直どうにかすれば作れる状態ではあるけど、
授業やら日々のイベントやらに追われて、、、、
って言い訳でもしてみます。
まぁ、毎日が充実しているのは確かですね。
さてさて、あっという間にUnit1が4週間終わりました。
そして、先週末にはCadaver Labに行ってきました。
Cadaverとは、死体解剖のことを言います。
ロルフィングのUnit1には授業の一環として
解剖があらかじめ含まれているんですね。
スケジュール的にも、4週目の最後に。
その頃にはほとんどの主要なAnatomy(解剖)の
知識は網羅しているので、
なかなかいいタイミングだったと思います。
実は解剖を見るのは初めてだったので、
教科書や授業、そして日本で学んできた事が
どこまで確認できるのかとても楽しみでした。
今回はTodd Garciaという、アメリカの解剖界でも有名な
Instructorに今回はお世話になりました。
最近でしたら、日本でも有名な「Anatomy Train」の著者で
Thomas Myers(トーマス・マイヤーズ)も師事しているとのことです。
他の解剖学者の方を見た事がないので(贅沢ですねw)
何とも言えない部分もありますが、
Toddの解剖に関する捉え方、教え方はとても丁寧でわかりやすい。
とても研究者っぽい、いやらしい話し方をしていません。
まだ英語で定着していない解剖の知識を復習しながら、
改めて学べる形でLabを進めてくれていました。
でもそれと同時に興味深かったのが、彼のIntroduction。
「このCadaver Labに寄付されている献体たちは
死してなお、僕たちみたいに学ぼうとする人たちに
よりいっそう学ぶ機会を与えてくれている。これはGiftなんだ。」
との言葉。
授業に解剖のカリキュラムがあるから来ていた、
っていう部分も若干否めなかったですが、
このToddの話を聞いて一気に捉え方が変わりました。
この機会はとってもかけがえのないもので、
一生、僕の記憶に残るものになるんだろうな。
精一杯吸収しないと!!
さてさて、肝心の解剖ですが、
ネッターといった解剖専門書に書いてある内容と
勝手が違う部分がいくつかありました。
例えば、広背筋(Latissimus Dorsi)の付着部(遠位部)は
一般的には上腕二頭筋長頭腱が通る結節間溝(Biceps groove)から始まって
ちょっと下方の上腕前面に付いていますが、今回の献体には上記に加えて
一部の繊維が烏口突起(Corecoid process)にも付いていました。
なぜか繊維が分かれていたんですね。
他には、3体ある献体の内、
1体にしか腸腰筋(Iliopsoas)の中の小腰筋(Psoas minor)
が存在しなかった事。
他の2体には、大腰筋(Psoas major)と腸骨筋(Iliacus)
しか在りませんでした。
そして、座骨神経(Sciatic nerve)はネッターの教科書だと
膝窩裏のちょっと上辺りで二つの繊維に分かれていくんですが、
今回のある1体は梨状筋(Piriformis)の下から出てきた辺りから
既に分かれ始めていたんですね~。
なるほど、これは実際に見てみないとわからんことだ。
それ以外にも、上腕や下腿など、
いわゆるコンパートメントと言われる筋肉が密集している
部分の筋肉の順番がかなり頭に入ってきました。
特に上腕に関してはToddが一個ずつはがしていって、
最終的に骨だけに行き着くまで奥に進んでいきました。
「ほら、君はこの筋肉持って~。」
「あ、こいつも。」
「君はこれを持ってくれるかい?」
なんて、はがしていった筋肉をクラスメイトに
手渡して行くもんだから、
上腕の周りに4、5人が両手を使いながら
おしくらまんじゅうのような状態で群がっていました(笑)
おかげで、どれが深層にあるのか表面にあるのか
とってもイメージしやすくなりました。
まだまだ解剖の言葉が定着していないこともあるけど、
どこに何があるかは大体は覚えていたので、
その上、触りながら改めて学んでいったので、
ほとんど混乱もなくCadaver Labは終了しました。
ただ、教室を見回したら、今年の7月に日本人のRolferが企画した
解剖の実習で使ったホワイトボードの板書が未だに残っていて、
久々に漢字ばっかりの解剖用語を見ました。
懐かしいなぁ~と思いながらも、
日本にいたとき、よく小難しい漢字で覚えていたなぁ~
って、今なら思えます。
日本語の方も後々覚え直さないと。まずは英語で。
てな感じで、Unit1もぼちぼち終わりが見えてきました。
来週はClinicといって外部からクライアントを呼んで、
Skillful touchをクラスメイトにではなくお客さんにやっていきます。
その後は、Final Exam。
それが終わったら、いよいよ12月!!
というか、もう11月なんですね~。
日本はどないなっているんでしょうか………
といっても、簡単に帰国できる身分ではないので
ゆっくりこちらの滞在を楽しむとします。

日々考えさせられる

今日の授業もまたいろいろ考えさせられた。
ロルフィングの授業には、
Anatomy(解剖)、
Physiology(生理学)、
Skillful Touch(ロルフィングの基礎となる手技)、
Rolf Movement(動きの分析、教育)、
Therapeutic Relationship(クライアントとの関係、考え方など)
といった内容で構成されています。
個性的な中身をそれぞれもっていますが、
その中でも授業として扱っている意味で面白いのが、
最後のTherapeutic Relationship(以下、TR)。
内容は、クライアントとどう接していくのか、
どんなことに気を付けて最初の会話を切り出すか、
どうやって話を引き出すか、
といった、人との関わり方の話です。
こういった内容は実際に経験して、失敗したり試したりしながら
理解していくものであると思いますが、
なかなかここで学ぶ事も非常に役立ちます。
僕の捉え方は、授業で教わった要素を参考にして、
実践に活かしているってとこでしょうか。
今日はそのTRと、Rolf Movement(以下、RM)、
そしてSkillful Touchの3本立てでした。
これらの授業ではAnatomy(解剖)やPhysiology(生理学)の
ときみたいに、座学って形の勉強をあまり取りません。
RMでは身体を動かしたり、人に触ったり、
TRでは人間の感情について考えてみて、
自分という人間にはどういった感情が
当てはまるか、またそれがどういった影響で
そうなった構成になったか、などを考えます。
今風の言葉で言うとスピリチュアルな
要素がかなり多くありました。
そんな中でのSkillful Touchの授業。
今日のパートナーは僕の一個歳上の女性。
3週間の中でまだペアを組んだ事がなかったので、
今週の頭から約束していてようやく今日、という感じでした。
午前中のRMでのクラスでもペアを組んでいて、
その中で彼女の触り方や、身体に対する気づき方、
それが僕にとってかなり面白い、というか
彼女とセッションをしたら何かいろいろ
感じられるんじゃないかな、って何となしに
期待感を自然と持たせてくれる雰囲気を僕は感じていました。
だから、Skillful Touchも楽しみだったんですね。
ただ、その彼女が感覚的に特徴立っていたのか、
僕の影響なのか、今日の授業の内容がスピリチュアルに
偏っていたからなのか、僕がSkillful Touchをしているときに、
僕の初日に似た出来事が今度はクライアント役の彼女に起こりました。
確か、右肩か腰辺りにアプローチしているとき。
そこは僕が見よう見まねsource pointのスキャンで気になった所です。
そこをいろいろ触っていると、先生のMegが近寄ってきて、
彼女の肋骨の左辺りを触り始めました。
Megもsource pointを使う人で、
僕のスキャンで反応した部分と同じ場所に何かを感じたらしく、
その上で肋骨の辺りにも何か感じたみたいなんです。
それで、Megがアプローチをしていくと、
徐々に深く入っていって、ついにはクライアントの彼女は
泣き始めてしまいました。
何だかとても苦しそうになり、まるで僕の初日のよう。
途中で何度かやめようか??って聞いてみたけど、
だいじょうぶ。って言ってくれて、何とか続けていった1時間のセッション。
僕がスキャンで大きく感じた2カ所はおそらく変化があったように思います。
触った感じ、呼吸の感じから見ても、多少なりとも
変化があってもいいんではないか、って思ってました。
ただ、Megが触った部分の反応が大きかったのか、
セッションが終わった後に立ってもらったら、
何とも言えない、でも何かに怯えているかのように
身体が縮こまっていていました。
完全に怖がっている。
そう感じられました。
その後、ちょっと話をしたけど、
なかなか彼女は全てを出せないような雰囲気を持っていたので、
僕も多くは聞きませんでした。
次は本当は僕が彼女にやってもらう順番だったのですが、
やっぱり僕のセッションの反応に混乱してしまい、
彼女はMegと別室に行き、落ち着く時間を設けることに。
なので、僕のセッションはなしになりました。
人と話したり、Megと共有することによって
彼女の何かが解放、リリースされたらいいんですが。
僕も初日終わった後、その経験をなかなか伝えられませんでした。
言ってもわからないだろうし、言える心理状態でもないし。
でも、メインの先生のSuzanneやMegには言える感じがありました。
明確な理由は難しくて言えないですが、
この人には言える、他の人には言えない、
っていう直感的なものだと思います。
彼女もそういった状況にあるんだと思います。
小1時間、Megと喋ったあと、
彼女が部屋に戻ってきました。
ようやく落ち着きを取り戻したようだけど、
なかなか今の心理状態では僕に今日の出来事を
伝えるのは難しいとのこと。
共有したいんだけど、
それは今のタイミングでは出来ないということ。
それは僕を好き嫌いとかではなく、
整理できてないからとりあえず今は言えない、と。
僕も似た経験をしてきているからもちろんわかるし、
彼女が明らかに無理しているのを感じていたので、
「無理に俺に言おうとしなくていいし、ゆっくり今日のことを
整理していったらいいと思うよ。
俺は初日から3週間経ってようやく誰にでも共有できるくらい
自分の中で整理できるようになったけど、
中には3年かかった人もいるんだから。
言える状態に成ったら教えてほしいし、
無理に言うようにすることだけはしないでほしい」
と伝えました。
僕が言っていることもしっかり聞いてくれて、
彼女も少しすっきりしたような表情になってました。
僕もあったんですが、こういう事が起きると
相手に罪悪感が出るんですよね。
迷惑かけてしまったな、って。
ようやく相手の気持ちがわかりました。
今ならようやく初日のことが、
あのことをもう1回振り返れます。
初日は受け手で、今日はやり手で。
似た経験を、そして貴重な経験をし続けています。
こういったものたちが自分の今後を
作っていくんですよね。
彼女のペースで今日のことと向き合って、
彼女なりの整理、考え、思いを
作れるように願うばかりです。
いや、ロルフィングの世界には
まだまだ知らないピースが
たくさんそこいらへんに落ちてます。
徐々に、少しずつ、そういったピースを
一個ずつ、丁寧に拾い上げて
ゆっくりパズルを完成させていきたいと思います。

感謝でいっぱい

今日は土曜日。
ようやくUnit1の6週間のうち、1週目が終わりました。
最初は一日が長く感じたけど、
一週間経ってみたらあっという間だった気がします。
あと5週間もあっという間なんだろうなぁ。
前回書いたように、
初日にいきなり大事件というか、
びっくりする出来事だが起きて始まったUnit1。
それを見かねていろんな人が気にかけてくれて、
何とか1週間乗り切った、という感じです。
どうやら、僕は早い段階で感じてしまった事が多かったらしく、
それに対処する方法を知らないまま、
要は標高3000m級の雪山に半袖短パンビーサンで挑んだようなものでした。
だから息切れして、苦しくなって、本能的に無理と判断したんだと思います。
いやはや、身体ってやつは素直ですね。
そして、Rolf Instituteってとこに集まる人たちの特殊さ。
一発でやられましたw
2日目には、今度はPractitioner役、
マッサージする側からやりました。
Client役をやっていきなりつぶれたら
相手の練習ができませんからね。
それでも、結局タッチをしている間に
また何かのエネルギーかなんか感じたのか、
気分が悪くなり2日目にして2回目のリタイア…………..
つまりSkillful Touchをしても、受けても、
僕は何かを感じてしまう事がわかりました。
そういった波乱の幕開けの中、
今一緒にUnit1で勉強しているまゆこ(Coko)さん、
そして大友さんといろいろ話をしました。
こうやって苦しんでいるときに、
母国語で悩みを言える事の何て幸せな事か。
本当に助かりました、ありがとうございます。
話しているうちに、
「結局は自分で解決するしかないんだよね。」
となってはみたものの、どういう風に解決できるのか今イチわからず。
大友さんの経験から得たアドバイスが、
次の日への学校に行ける大きな力になってました。
そしたら、僕が日本でお世話になっていたヒロさんからメールが来ており、
その状況をふまえた上での具体的な対策法が記されてありました。
なんと心が救われた事か。
そしてその文中には、
「良い経験してるね」
「楽しんで!」
と記されてありました。
もちろん苦しいこともわかっているんだろうけど、
こんな経験はRolfingのトレーニングでしかできないものだから、と。
そう考えると、こうやってBoulderという、
アメリカの中でもちょっと特殊と思われているとよく聞く土地に来て、
Rolfingを生み出したIda Rolf博士から直接教わっていた
Jim Asherの家にお世話になって、
本当に素晴らしい経験をさせてもらってると思います。
たかがマッサージ、とは言えないRolfingの世界。
僕を支えてくれている両親、お世話になってきた日本の方々、
Rolfingを通じて知り合った方々、仲間、イトウ君、
そして大友さん、Cokoさん、ヒロさんには
感謝してもし切れないくらい、ありがたい気持ちでいっぱいです。
一つでも欠けていたら、きっと僕はこうやって
この素晴らしい経験をしていないと思います。
本当に、本当に、
ありがとうございます。
今日の午前中にRay McCallというRolferからsessionを受け、
いろいろなものを感じ、今後のアドバイスも頂けたので、
今はだいぶ気分がすっきりしています。
Rayにはこれからもお世話になりそうだな~。
また来週から始まるUnit1の2週目。
しっかり足下見て、そして自分の出来る範囲で、無茶せずに
ゆっくりゆっくり1歩ずつ進んでいきたいと思います。

Rolfing Unit1始まる、だけど…………

前回書いたVISAの件なんですが、
一応は落ち着きを見せて何とか来年以降もアメリカに継続して
滞在できそうな可能性がかなり見えてきました。
ただ、この事はまた次回以降に書こうと思います。
さて、本日から待ちに待った、「Rolfing Unit 1」が始まりました。
Denverに来て3ヶ月間英語を勉強しながらアメリカ生活とUnit1に備え、
3週間前にBoulderに来てようやく、といったところです。
初日は、楽しかった!!といった所もあったんですが、
今日は自分にとって考えさせられる体験があったので
ここに記しておこうと思います。
今日は8時半に学校にRolf Institute(学校)に集合。
最初位は早く行っとこうかな、と思っていましたが
いろいろあってギリギリの到着に。
そしたら、僕を含めて14名の生徒、2名の先生、
SuzanneとMegという今回メインで指導してくれるRolferが
温かく見守っていてくれて、ゆっくりとIntroductionが始まりました。
椅子を使って円になり、まずはそれぞれが自己紹介をし始めます。
SuzanneはUnit1の前に2回ほど既にsessionをしてもらっていて、
お母さんみたいな雰囲気を醸し出してくれる女性。
既に会っていたので、僕もリラックスして初日を迎えることが出来ました。
Megは2年前にRolferになったばかりの新米だとか。
でも、Suzanneと同じようにあったかい雰囲気を持っている女性で、
一緒にいたらいろいろ話したくなってしまう感じになっていました。
何だかゆったり、そして自分のペースでやっていけそうだな。
僕のクラスメイトは14名。
日本、ポーランド、イタリア、イギリス、オーストラリア、
といった海外組から、ニューヨーク、ミシガン、ハワイ、コロラド、
などといったかなりいろんなところから集まった構成になりました。
僕はかなり英語を心配していましたが、
皆の英語は結構すんなり入ってくる人が多く、
僕の会話も理解してくれているみたいなので一安心。
ただ、今日は英語がどうこういう問題ではなく、
Rolfingの奥深さ、怖さを感じた経験をしました。
それは、Skillful Touchの練習中に起きました。
午前中はお互いの自己紹介、午後は授業の軽いIntroduction、
どんな科目をどんな先生が担当するのか、どういった経緯でRolferになれるのか、
何が授業で必要なのかといった説明をしてくれたんですが、
その後に「Skillful Touch」という、Rolfingの基礎となる
手技の練習のクラスがありました。
ただ、今日は初日ということもあり、
軽くTouchの練習をしようか、って感じになりました。
僕たちに与えられたのは、一人10分間で、
仰向けに寝ているクライアント役のパートナーの
頭の下に両手をただ置き、というか敷き、お互いにいろいろ感じてみよう、
というものでした。
マッサージ役の人は、その人のペースでクライアントの頭部を
左右に開戦させてゆっくり動かしたり、はたまたただ置いてあるだけでもいいです。
マッサージという訳ではなく、何を感じるか、というのが
メインテーマだったので、静寂の中でそれぞれペアで
集中しながら身体と対話を進めていきました。
僕は最初はクライアント役。
相手役はCarolという、マーシャルアーツを実践•指導している、
そして日本にも何回も行ったことがある人。
とても、やさしい雰囲気を出している柔らかい方なんですが、
彼女の両手に頭部を預けて2、3分後、
僕の身体に変化が起き始めます。
ただ手を置いているだけなのに、
身体がシェイクし始めました。
早い振り幅で、しかも小刻みに動き出しました。
ただ、これは普段他のRolferからsessionしてもらうときも起きる事だし、
大友さんからSkillful Touchを受けるときもよくあることで、
僕にとっては不思議な感覚を楽しめる位のことに過ぎません。
でも、今回はちょっと今までとは一味違いました。
いつものように、余裕でその動き、揺らぎを楽しめると思ったら、
急にお腹が締め付けられるような痛みがきました。
お腹の中心に何か磁石があって、四肢がそこに引っ張られていくイメージ。
それがしばらく続いたら、今度はその磁石が増えて
手足にもそれぞれ4つ増設されました。
呼吸をする度に、その磁石同士が引き合ったり、離れ合ったり。
僕の身体の内部で勝手に何かが動き回っていました。
そのうち、その磁石の重さが徐々に重くなっていき、
呼吸をするのもまま成らない状態に。
静寂な中で皆が集中している中、
僕のうめき声と呼吸音が教室内に流れていました。
その頃には既に僕の目からはいくつも涙がこぼれ落ちています。
そしてCarolはただ両手を置いているだけ。
僕の身体が勝手に反応してしまったんです。
その異変に気づいたSuzanneが助けにきてくれました。
彼女は以前からsessionを受けていることもあって、
僕の身体の特徴を知ってくれています。
だから、安心して身体を任せていたんですが、
それでも一向に身体の状態は回復しない。
呼吸は絶えず、フー、フゥー、フゥゥゥー、と
だんだん荒くなり、しまいには全身金縛りのような状態に。
どこも動かせず、声も出せず、呼吸もうまく出来ず。
全身に40~50㌔くらいの重しがずっと乗っているような感覚。
とにかくこの状態から何とか脱却したい僕の身体は、
その重しが逃げていく、なくなる方向に身体を動かそうとします。
それをSuzanneがうまくガイドしてくれて、
ようやく身体が少しずつ動き始められるようになってきました。
ただ、自分の意思ではありません。
身体が、楽な方に、嫌な方から逃げるように動いていくだけ。
でも、依然として磁石、重しはのったまま。
ただただ苦しかった。
早くこの負の感じから解放されたかった。
本来なら10分でクライアント役を交代するどころか、
身体が自分の意志では動かない僕には到底無理な話。
時にはうめきながら、呼吸が荒くなりながら、
ちょっとよくなったらまた悪くなって、の繰り返しをしながら、
SuzanneとCarolの二人に見守られるまま時間が過ぎていきました。
ただそれもかなり時間が過ぎたあと、
ようやく、その重しが少しずつ解放され始め、
磁石の引力が弱くなっていき、
何とか自分の意志で身体を動かせるように。
呼吸も落ち着いて、そして起き上がる事ができるまでに回復しました。
その頃には会話も少しずつ出来始め、
自分の身体がどういう状態なのか、
どんな心理状態だったのか、
たどたどしく説明をしていきました。
その回復までにかかった時間、聞いてみたら80分。
このSkillful Touchは今日最後の授業ということもあり、
10分×2で終わっている皆は、終わった後も僕のことを少し待っていてくれたみたいですが、
Suzanneの指示で先に解散していたことも後で知りました。
それくらい、苦しんで苦しんでもがいた、そして本当に怖かった80分でした。
Suzanneがいなかったら帰ってこれなかったかもしれない。
本当に回復したときにはそう思いました。
Suzanne、本当にありがとう。
今までのsessionでは身体が動く事はありましたが、
こんなに負のオーラが支配していたことは初めて。
呼吸も、話す事も、勝手に泣いてしまう事も、
身体が嫌な方向から逃げるために横向きになったり、
上向きになったり、腕で顏を隠したり。
退避行動ばっかりしているsessionは経験ありません。
家に帰った後も、日本人のクラスメイトの方に
いろいろ話をさせてもらって自分の気を落ち着かせ、
何とか今は元の状態に戻っています。
未だにちょっとお腹に磁石の残り香、違和感が残っていますが。
ペアになったCarolからは、終わった後に、
「やっとこっちに帰ってきてくれたわね。。。。。。。」
と、ぎゅーーーーっとハグをしてきてくれました。
Carolもとっても心配してくれていたんだと思います。
本当にCarolには心配かけてしまったなぁ、、、、、って思います。
何でこんな反応を身体が起こしたんだかわかりませんが、
おそらく、これがRolfingなんだと思います。
究極の自分との対話。
そして、そこから何が得られるか。
他人を理解するためにまずは徹底的に自分を理解するという
プロセスを自然とさせられているように思います。
自分のトラウマや過去の記憶が身体に全部書き表されているといっても
過言じゃないほど、僕らの身体は僕の心が思う以上にいろんなことを知っています。
その一つを今日は自分の身を持って体験したんだな、って思いました。
明日からもまたSkillful Touchの授業がありますが、
正直今はまだ怖いです。
また同じ事が起きるんじゃないか、って。
苦しい思いをまたしなきゃいけないのかって。
本当に怖い。
でも、それを乗りこえなくては自分は前には進めない気もします。
それが明日になるか、いつになるかはまだ全然わかりませんが、
一個ずつ、一個ずつやっていくしかないんでしょうね。
明日はどんな一日になるんだろうか。
こうやって自分の気持ちを整理できる心理状態にあることを信じて、
また明日からも何とかやっていこうと思います。