エドの学校・IPSBにて〜サンディエゴ研修②〜

エドは1967年にアイダ・ロルフ博士にエサレン研究所で初めて出会い、

それから1年後の1968年にプラクティショナー(施術者)としての認定を受けたそうです。

そのときには、ぼくがロルファー認定を受けたロルフィングの学校、Rolf Instituteはまだなく、

エドはその以前から活動していたロルファーになります。

今年で47年になるキャリアをロルフィングに捧げ続けており、

彼が経営する学校IPSB college of massageでは

長年生徒たちにロルフィングを教えています。

僕たちも二日間ほどIPSB のクラスに入らせてもらう機会があり、

授業を聞いたり生徒達とセッションをしあったりすることができました。

学校の受付

学校の受付

 

基本的に10シリーズにはそれぞれ決まったテーマがあり、

各セッションの目的を一つ一つ達成していくことで

「自由で快適なからだ」を目指していくのがロルフィングの特徴です。

なので、10回で大きな一回のセッション、とのように捉えており、

そのテーマが達成されるのであれば基本的に何をしてもいいよ、

という大きな含みがあるのもロルフィングのワークが

多種多様になっている一つの要素でもあります。

陰陽のシンボル。中国医術や五行、経絡のこともエドは関心を持っています。

陰陽のシンボル。中国医術や五行、経絡のこともエドは関心を持っています。

 

その中で、エドのやり方はそれぞれのセッションにおいて

きっちりとやる内容や順番が定められています。

そして、「10回のセッションを通じてからだのエクスパンショナル・バランスを形成する」、

そんなメッセージが込められています。

自分もまだまだ若輩なのですが、可能な限りでその手順やコンタクトの仕方、

そしてクライアントだからこそ感じられる感覚をアドバイスとして伝えさせてもらいました。

自分は彼らより少しだけ先にエドのワークに馴染みがあるだけなのですが、

こうして自分が知っていることを人に教えるということはさらに自分の学びを深めてくれる、

そんな楽しさも改めて感じました。

IPSBの廊下

IPSBの廊下

 

しかし、それを海外においてアメリカの人たちに教えているという

状況自体も自分の中ではすごく考えされられました。

そこに国境はないんです。ただ知りたいことを欲している人たちに、伝える。

そんなシンプルなコミュニケーションの中に国や文化や人種というものが

自分の中のシステムにあることに一種の違和感を覚えたのもこのときです。

 

「アメリカ人に教えているんだなぁ、、、、、、すごい。

でもその発想自体もなんだかなぁ。。。。

ただただ、ロルフィングを学びたくて来ている人たちに、

こうして日本から来ているぼくらが教えている。

別に国とか人種とか、そんなの関係ないじゃないか。」

 

当時アメリカにいたときは自分が日本人だからマイノリティーで、

そんなことには気づかなかったのですが、今回はロルフィングという

みんなとの共通言語をぼくが先に少し使いこなせていただけで、

こうしてマイノリティーとマジョリティーの境を埋めることができる。

それはそれでとても素晴らしいことだけど、

でもその違いを認識していること自体、なんだか寂しいなぁ、

という気持ちにもなってしまったのです。

みんな、ただ人のからだをよくしたいだけなのに。

 

エドもジェームスも、ぼくたち二人が日本人だからこうして家に泊めてくれてまで

気に入ってくれているわけではないと思います。

(もちろん、日本人のことは好きだ、って言ってくれていますが)

ぼくもタイキさんも、このロルフィングという、からだと会話するときに

とっても助けてくれる存在に惹かれ、ヒロさんを通じてエドとジェームスに出会い、

そしてそれをもっと深めたい、知りたい、という思いを心で感じてくれたのだと思います。

だから、こうして学校にも連れて行ってくれるし、80歳という、年齢的にも

簡単ではない10日間のメンター講習を引き受けてくれたのだと思います。

 

今回、アメリカにはロルフィングのことを学びにいったのですが、

自分が慣れていない土地にこうして足を運ぶと

いつもいろんな気づきがあります。

エドのワークの詳細やいきさつ、具体的に考えていることについても

今回書こうと思っていたのですが、それは次回のブログに回しますね。

 

エド、タイキさん、自分

エド、タイキさん、自分

 

 

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