解剖実習

書く事はたくさんあるのに
なかなか時間をとれない今日この頃……..
正直どうにかすれば作れる状態ではあるけど、
授業やら日々のイベントやらに追われて、、、、
って言い訳でもしてみます。
まぁ、毎日が充実しているのは確かですね。
さてさて、あっという間にUnit1が4週間終わりました。
そして、先週末にはCadaver Labに行ってきました。
Cadaverとは、死体解剖のことを言います。
ロルフィングのUnit1には授業の一環として
解剖があらかじめ含まれているんですね。
スケジュール的にも、4週目の最後に。
その頃にはほとんどの主要なAnatomy(解剖)の
知識は網羅しているので、
なかなかいいタイミングだったと思います。
実は解剖を見るのは初めてだったので、
教科書や授業、そして日本で学んできた事が
どこまで確認できるのかとても楽しみでした。
今回はTodd Garciaという、アメリカの解剖界でも有名な
Instructorに今回はお世話になりました。
最近でしたら、日本でも有名な「Anatomy Train」の著者で
Thomas Myers(トーマス・マイヤーズ)も師事しているとのことです。
他の解剖学者の方を見た事がないので(贅沢ですねw)
何とも言えない部分もありますが、
Toddの解剖に関する捉え方、教え方はとても丁寧でわかりやすい。
とても研究者っぽい、いやらしい話し方をしていません。
まだ英語で定着していない解剖の知識を復習しながら、
改めて学べる形でLabを進めてくれていました。
でもそれと同時に興味深かったのが、彼のIntroduction。
「このCadaver Labに寄付されている献体たちは
死してなお、僕たちみたいに学ぼうとする人たちに
よりいっそう学ぶ機会を与えてくれている。これはGiftなんだ。」
との言葉。
授業に解剖のカリキュラムがあるから来ていた、
っていう部分も若干否めなかったですが、
このToddの話を聞いて一気に捉え方が変わりました。
この機会はとってもかけがえのないもので、
一生、僕の記憶に残るものになるんだろうな。
精一杯吸収しないと!!
さてさて、肝心の解剖ですが、
ネッターといった解剖専門書に書いてある内容と
勝手が違う部分がいくつかありました。
例えば、広背筋(Latissimus Dorsi)の付着部(遠位部)は
一般的には上腕二頭筋長頭腱が通る結節間溝(Biceps groove)から始まって
ちょっと下方の上腕前面に付いていますが、今回の献体には上記に加えて
一部の繊維が烏口突起(Corecoid process)にも付いていました。
なぜか繊維が分かれていたんですね。
他には、3体ある献体の内、
1体にしか腸腰筋(Iliopsoas)の中の小腰筋(Psoas minor)
が存在しなかった事。
他の2体には、大腰筋(Psoas major)と腸骨筋(Iliacus)
しか在りませんでした。
そして、座骨神経(Sciatic nerve)はネッターの教科書だと
膝窩裏のちょっと上辺りで二つの繊維に分かれていくんですが、
今回のある1体は梨状筋(Piriformis)の下から出てきた辺りから
既に分かれ始めていたんですね~。
なるほど、これは実際に見てみないとわからんことだ。
それ以外にも、上腕や下腿など、
いわゆるコンパートメントと言われる筋肉が密集している
部分の筋肉の順番がかなり頭に入ってきました。
特に上腕に関してはToddが一個ずつはがしていって、
最終的に骨だけに行き着くまで奥に進んでいきました。
「ほら、君はこの筋肉持って~。」
「あ、こいつも。」
「君はこれを持ってくれるかい?」
なんて、はがしていった筋肉をクラスメイトに
手渡して行くもんだから、
上腕の周りに4、5人が両手を使いながら
おしくらまんじゅうのような状態で群がっていました(笑)
おかげで、どれが深層にあるのか表面にあるのか
とってもイメージしやすくなりました。
まだまだ解剖の言葉が定着していないこともあるけど、
どこに何があるかは大体は覚えていたので、
その上、触りながら改めて学んでいったので、
ほとんど混乱もなくCadaver Labは終了しました。
ただ、教室を見回したら、今年の7月に日本人のRolferが企画した
解剖の実習で使ったホワイトボードの板書が未だに残っていて、
久々に漢字ばっかりの解剖用語を見ました。
懐かしいなぁ~と思いながらも、
日本にいたとき、よく小難しい漢字で覚えていたなぁ~
って、今なら思えます。
日本語の方も後々覚え直さないと。まずは英語で。
てな感じで、Unit1もぼちぼち終わりが見えてきました。
来週はClinicといって外部からクライアントを呼んで、
Skillful touchをクラスメイトにではなくお客さんにやっていきます。
その後は、Final Exam。
それが終わったら、いよいよ12月!!
というか、もう11月なんですね~。
日本はどないなっているんでしょうか………
といっても、簡単に帰国できる身分ではないので
ゆっくりこちらの滞在を楽しむとします。

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