時間と空間を与える

最近、ちょっとしたことでイライラすることが多いです。
人間関係、トラブル、仕事、などなど、本当に小さいことも含めてこれだけ頭がかき乱されているのは久しぶりです。
長いことイライラしていなかったので、というかそういう状況になっても自分を閉ざしてイライラしないようにしていたのでイライラしてそれをどう上手くまとめて落ち着かせるか、その方法を忘れてしまっているようにも思います。
と思ったときに、アメリカでのロルフィングのクラスのことを思い出しました。
あちらでは、今でこそ特に何も特別な感情はありませんがよく考えたらイライラする出来事が結構あったのかな、と思います。
ロルフィングのクラスでは10人強の生徒が毎日10時間近く、2ヶ月近くの間に土日を除いて毎週顔を合わせていたのでお互いの良い部分を知ることもあれば苦手な部分を知ることもあります。
ただでさえ一緒にいる時間が長いのに、その中で苦手な部分ややりにくい面が出てきてかつ、意識をし始めてしまったらもう手が付けられないです。
忘れようと思っても、そう思っている分だけその思いは気になっていることの表れであるような気もしていました。
幸い、僕はあまりそこにそこまで左右されることはなかったのですが、周りの生徒達が明らかにイライラしているような雰囲気を出している日もありました。
そんなとき、僕はただ傍観しているだけだったと思います。
そこに巻き込まれてしまっても、自分が大変になってしまって整理がつけられなくなることが分かっていたので。
ですが、そんな時にいつも場を丁寧にまとめてくれていたのが、経験のあるインストラクターのロルファー達。
彼らの言いたいことも沢山あるんだろうけど、そのほとんどを飲み込んでこちらの生徒側が言いたいことを真摯に聞いていてくれました。
その上で、こちらに最大限の配慮をしながら質問に答えたり、押し付けない、こちらに考える時間と空間を与えてくれるような何とも暖かい関わり方をしてくれていました。
その優しさ、心配り、配慮がぼくはたまらなく好きで、ロルファーである以上に人として彼ら自身を、彼らの関わり方をとても尊敬しています。
そして、それはロルフィング自体にも通じることなのかな、と思います。
セッションをしている時にも、僕はあまり答えらしい答えを求めないようにしています。
もちろん、身体が変わった!とか姿勢が楽になった!と言ってもらえたらどんなに嬉しいか、なんて思ってますけど、それが自然とクライアントさんのタイミングで出てきてほしいんです。
言ってほしい、そういう意図が出てしまうと、それを導いてしまうような質問の仕方をしてしまい、同じ内容でも僕が結局言わせたことになってしまう。
クライアントさんが持ってる思い、感じ、そういったものをその人にあったタイミングでお話ししてもらうことは相手に空間と時間を与えてお話しができやすい、待ってあげられるようなそんな関わり方をしていきたいと思っています。
インストラクターのロルファー達にもいろいろと相談できるのはそういった待ってくれる空間、時間を自然と作ってくれているからなんですね。
身体も同じで、こっちが結果を求めすぎてしまうと素直に反応することができず、口だけの思いのない変化しか生まれない。
「結果を出そうとするんではなくて、ただその身体が望むままにセッションをしなさい。」
インストラクターに言われた印象的な言葉です。
それは、相手にゆだねながら待ってあげる、時間と空間を与えてあげるような関わり方のことを指しているのかな、と今なら思います。
結果を出すことに目を奪われがちですが、そこだけにとらわれずにこれからセッションをしていきたいですし、人とも関わっていきたいと思います。
特に僕自身が人と接するときは、自分から距離をつめていくというよりは相手から距離をつめてもらうのを待っている方が好きなので、上手くそこの趣向にもあうのかな、とも思います。
最近ちょっとイライラしている頭には自分で時間と空間を与えてあげて、ゆっくりと消化できるようにしていきたいですね。

Rolfing Relief Space(ロルフィングリリーフスペース)
東京都港区白金台5-11-2 バルビゾン20 3F
恵比寿駅東口より徒歩10~15分

$東京・恵比寿のロルフィング®オフィス、リリーフスペース

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伊藤 彰典
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