日々考えさせられる

今日の授業もまたいろいろ考えさせられた。
ロルフィングの授業には、
Anatomy(解剖)、
Physiology(生理学)、
Skillful Touch(ロルフィングの基礎となる手技)、
Rolf Movement(動きの分析、教育)、
Therapeutic Relationship(クライアントとの関係、考え方など)
といった内容で構成されています。
個性的な中身をそれぞれもっていますが、
その中でも授業として扱っている意味で面白いのが、
最後のTherapeutic Relationship(以下、TR)。
内容は、クライアントとどう接していくのか、
どんなことに気を付けて最初の会話を切り出すか、
どうやって話を引き出すか、
といった、人との関わり方の話です。
こういった内容は実際に経験して、失敗したり試したりしながら
理解していくものであると思いますが、
なかなかここで学ぶ事も非常に役立ちます。
僕の捉え方は、授業で教わった要素を参考にして、
実践に活かしているってとこでしょうか。
今日はそのTRと、Rolf Movement(以下、RM)、
そしてSkillful Touchの3本立てでした。
これらの授業ではAnatomy(解剖)やPhysiology(生理学)の
ときみたいに、座学って形の勉強をあまり取りません。
RMでは身体を動かしたり、人に触ったり、
TRでは人間の感情について考えてみて、
自分という人間にはどういった感情が
当てはまるか、またそれがどういった影響で
そうなった構成になったか、などを考えます。
今風の言葉で言うとスピリチュアルな
要素がかなり多くありました。
そんな中でのSkillful Touchの授業。
今日のパートナーは僕の一個歳上の女性。
3週間の中でまだペアを組んだ事がなかったので、
今週の頭から約束していてようやく今日、という感じでした。
午前中のRMでのクラスでもペアを組んでいて、
その中で彼女の触り方や、身体に対する気づき方、
それが僕にとってかなり面白い、というか
彼女とセッションをしたら何かいろいろ
感じられるんじゃないかな、って何となしに
期待感を自然と持たせてくれる雰囲気を僕は感じていました。
だから、Skillful Touchも楽しみだったんですね。
ただ、その彼女が感覚的に特徴立っていたのか、
僕の影響なのか、今日の授業の内容がスピリチュアルに
偏っていたからなのか、僕がSkillful Touchをしているときに、
僕の初日に似た出来事が今度はクライアント役の彼女に起こりました。
確か、右肩か腰辺りにアプローチしているとき。
そこは僕が見よう見まねsource pointのスキャンで気になった所です。
そこをいろいろ触っていると、先生のMegが近寄ってきて、
彼女の肋骨の左辺りを触り始めました。
Megもsource pointを使う人で、
僕のスキャンで反応した部分と同じ場所に何かを感じたらしく、
その上で肋骨の辺りにも何か感じたみたいなんです。
それで、Megがアプローチをしていくと、
徐々に深く入っていって、ついにはクライアントの彼女は
泣き始めてしまいました。
何だかとても苦しそうになり、まるで僕の初日のよう。
途中で何度かやめようか??って聞いてみたけど、
だいじょうぶ。って言ってくれて、何とか続けていった1時間のセッション。
僕がスキャンで大きく感じた2カ所はおそらく変化があったように思います。
触った感じ、呼吸の感じから見ても、多少なりとも
変化があってもいいんではないか、って思ってました。
ただ、Megが触った部分の反応が大きかったのか、
セッションが終わった後に立ってもらったら、
何とも言えない、でも何かに怯えているかのように
身体が縮こまっていていました。
完全に怖がっている。
そう感じられました。
その後、ちょっと話をしたけど、
なかなか彼女は全てを出せないような雰囲気を持っていたので、
僕も多くは聞きませんでした。
次は本当は僕が彼女にやってもらう順番だったのですが、
やっぱり僕のセッションの反応に混乱してしまい、
彼女はMegと別室に行き、落ち着く時間を設けることに。
なので、僕のセッションはなしになりました。
人と話したり、Megと共有することによって
彼女の何かが解放、リリースされたらいいんですが。
僕も初日終わった後、その経験をなかなか伝えられませんでした。
言ってもわからないだろうし、言える心理状態でもないし。
でも、メインの先生のSuzanneやMegには言える感じがありました。
明確な理由は難しくて言えないですが、
この人には言える、他の人には言えない、
っていう直感的なものだと思います。
彼女もそういった状況にあるんだと思います。
小1時間、Megと喋ったあと、
彼女が部屋に戻ってきました。
ようやく落ち着きを取り戻したようだけど、
なかなか今の心理状態では僕に今日の出来事を
伝えるのは難しいとのこと。
共有したいんだけど、
それは今のタイミングでは出来ないということ。
それは僕を好き嫌いとかではなく、
整理できてないからとりあえず今は言えない、と。
僕も似た経験をしてきているからもちろんわかるし、
彼女が明らかに無理しているのを感じていたので、
「無理に俺に言おうとしなくていいし、ゆっくり今日のことを
整理していったらいいと思うよ。
俺は初日から3週間経ってようやく誰にでも共有できるくらい
自分の中で整理できるようになったけど、
中には3年かかった人もいるんだから。
言える状態に成ったら教えてほしいし、
無理に言うようにすることだけはしないでほしい」
と伝えました。
僕が言っていることもしっかり聞いてくれて、
彼女も少しすっきりしたような表情になってました。
僕もあったんですが、こういう事が起きると
相手に罪悪感が出るんですよね。
迷惑かけてしまったな、って。
ようやく相手の気持ちがわかりました。
今ならようやく初日のことが、
あのことをもう1回振り返れます。
初日は受け手で、今日はやり手で。
似た経験を、そして貴重な経験をし続けています。
こういったものたちが自分の今後を
作っていくんですよね。
彼女のペースで今日のことと向き合って、
彼女なりの整理、考え、思いを
作れるように願うばかりです。
いや、ロルフィングの世界には
まだまだ知らないピースが
たくさんそこいらへんに落ちてます。
徐々に、少しずつ、そういったピースを
一個ずつ、丁寧に拾い上げて
ゆっくりパズルを完成させていきたいと思います。

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