感覚が鋭い人・鈍い人

セミナーで講師をさせてもらうにあたり、
ロルフィングの特徴は何なんだろう?と考えていました。
その中でまずはお伝えした方がいいと思ったトピックが、
「感覚」
というもの。
理論的に言うと、「感覚」というのは3種類に分けられます。
①体性感覚:下記参照
②内蔵感覚:吐き気、便意など
③特殊感覚:見る、聞く、嗅ぐ、味わう、平衡感覚
さらに、①の体性感覚は二つに分けられて、
A:皮膚感覚 ー 触れた感じ、温かさ、冷たさ、痛さ
B:深部感覚(固有感覚) ー 関節の角度、圧、深部痛、振動
このように分類されます。
私たちが「身体の感覚が鋭い、鈍い」というのは
おそらくこの固有感覚のことを指しているのかな、と思っています。
当たり前の話ですが、僕らは目を開けていなくても
右手を上げたらどの程度上げたか、把握することができます。
この固有感覚が働いて、肘や肩の角度、そして手首の伸び具合などを
感じ取って身体の位置を調整しているわけです。
これを無意識に、高速で行なってくれていることで
例え下を見なくても階段を上り下りできたり、
上を見ながら下に落ちたモノを拾い上げたりすることができます。
ロルフィングのアプローチでは、身体に圧を掛けたり
押していきながら少し身体を動かしてもらったりするのですが、
これはこういった固有感覚を刺激し、
身体の感覚を向上させるために役立っているのだと思っています。
なぜ向上させることができるのかといったら、
「意識してもらうこと」をしているからです。
この固有感覚は常に使われている感覚でありながら、
あまり意識されて使われるものではないのだそうです。
なので、ぼくはそこを意識させることでより多くの情報を得られたり、
身体感覚が向上するのに役立っているのかな、って思っています。
子供の頃、お腹が痛いときによくお腹をさすったり
手を当ててたりしたことはありませんか?
そうしながら頭では痛みやだるさがなくなるように注意を働かせ、
手をあてることによってさらに意識をしやすくする。
そして最終的には、何だか楽になった気がする。
ぼくらが無意識的にやっていたあの動作は、
手を使うことによって固有感覚を意識しやすくし、
身体の不調の改善につながったのだと思います。
他のボディワークでもそうなんですが、
ロルフィングではクライアントの意識を重要視しています。
触られている部分に注意を向けてもらったり、
動かしてもらうことによって身体の状態を無意識的に把握してもらったり。
すると、あら不思議、
身体の感覚が自然と呼び起こされるようになってくることが多いです。
特にぼくのセッションではそういったやり取りを
頻繁に行なうようにしています。
僕自身が受けてきたときもそうでしたが、
上半身しか触わられていないのに下半身の感覚が
よくなったり立っている感覚が変わってきたり、
不思議な現象が起きてきました。
こういった身体の感覚は先天的なものなんじゃないか?
と思っていた僕からしたらとてもびっくりな体験でもありました。
それはつまり、身体のこういった感覚(=固有感覚)は
「意識してもらう、注意を向けてもらう」ことによって
育むことができるものである、
そう思っています。
意識一つでそんなに変わるのかなぁ、と思っていましたが、
施術者としてクライアントの身体への意識がより強まると
身体の変化もよりパワフルな、そして自然なものに
なっていくことを最近のセッションで実感しています。
意識一つで身体へのサポートをよりできるのだなぁ、
と感じられたトピックでした。
東京・恵比寿のロルフィング® リリーフスペース

Rolfing Relief Space(ロルフィングリリーフスペース)
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